2010.06.20 Sun 23:32
英国ロイヤルバレエ 『リーズの結婚』 (モレーラ×セルヴェラ)
昨日に引き続き、リーズの結婚です。
残念ながら、サラ・ラムは降板になってしまいましたが、
ラウラ・モレーラも素晴らしいリーズを披露してくれました。
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シモーヌ(裕福な農家の未亡人):アラステア・マリオット
リーズ(その娘):ラウラ・モレーラ
コーラス(若い農夫、リーズの恋人):リカルド・セルヴェラ
トーマス(金持ちのぶどう園主):クリストファー・サウンダース
アラン(その息子):ポール・ケイ
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改めて、2回目の舞台。
昨日見逃したところもチェックできました。
オケも昨日よりもうまくなっている気がしました。
出だしから、小鳥のさえずりを表す、フルートのビブラート?や、
打楽器側から聞こえてくる、特殊楽器の音。
聞いているよりもずっと難しいんだろうと感じますね。
このリーズの結婚の音楽は、
最初から最後まで、聞いているこっちも、
リズムを刻んでしまうくらい、楽しい音楽。
CDがほしいとは思うのですが、あんまりないんですよね。
そうか、この舞台は夜明けから始まるのですね。(今更)
ちゃんとストーリを抑えてないのがバレバレですね。
夜明けに鶏小屋から飛び出す、おんどりとめんどりたち。
あの着ぐるみをきての、足技やジャンプは何度見ても
楽しませてくれます。
ツイッターで、バレエシューズにも爪がついていると
教えてもらったので、思わずチェック×2。
ホントについてる〜w(゜o゜*)w
そして、リーズ登場。
初めてみるラウラ・モレーラ。
可愛いというよりは、顔立ちも大人っぽい。
マドリッド生まれとあって、スペイン系で大人っぽい色黒の肌が、
田舎娘っぽさをかもし出していて、
また昨日の可愛らしいマルケスとは違った感じです。
ちょっと気が強そうで、手伝いが嫌いなお嬢さん。
表情もマルケスよりは控えめで、その点でも
大人っぽさがあったリーズでした。
容姿だけで言えば、サラ・ラムの方が年相応な感じがするので、
サラのリーズも見たかったかな。
踊りでは、昨日のマルケスより
モレーラのほうが私はいいなと思いました。
マルケスは思いきり良い勢いに任せた踊りに感じましたが、
(そのせいかちょっと雑に見えたのかも)
モレーラの踊りはとても綺麗。
お転婆な仕草はあるのですが、
一つ一つの着地のポーズが美しい。
麦畑のリーズのヴァリエーションは、
あんなにスピーディーなパなのに、
どうしてあんなに綺麗に踊れるのか、さすがプリンシパルですね。
複雑なステップも、しっかりと綺麗に決めていたし、
足先まで綺麗なダンサーだと思いました。
2幕のマイムも個人的にはもうちょいオーバーにやっても
と思ってしまうところではあります。
モレーラは、優しいお母さんになりそうなマイム、
マルケスは、子供がお母さんごっこをしているような感じかな?
そんな所々違うところがあって、
違いが楽しめてよかったなぁと思います。
ただ、階段から尻餅をつきながら降りるところは、
マルケスの方が勢い良くしかも数段上から落ちていて、
良く平気だなぁと思った所です。
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と、ここで、、、このマイムどれだけの人が、
意味を分かってみているのかな?と思ってみたり。
都さんのスーパーバレエレッスンを見た人なら
当然知っていると思いますが、
あれ、ただ見ているだけじゃ分からないと思うので。
あのマイム流れ…
・指に指輪をはめる
・ウェディングドレスの裾を手でヒラヒラ〜
・ベールを被せて、ヒラヒラ〜
・バージンロードを歩く
⇒結婚式を想像しているわけです。
・おなかを大きく膨らませる
⇒妊娠しました。
・指で1、2、3…
⇒子供の数は一人?二人?三人?
・子供が生まれて3人生まれて、勉強を教えています。
・ひざで手をペンペン。
⇒悪いことをした子供のお尻をたたいて叱ってる。
・小さい子供を抱いて寝かしつけて、ベッドに寝かせる。
・・・
ここで、コーラスが藁から飛び出す。
って流れなんですよね。
コレを知っているのと、知っていないのでは、
このマイムの見方が大分違って見えますよね。
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セルヴェラのコーラスは昨日のマックレーを見た後だと
残念ながらちょっと物足りなかったかも。
ジャンプや回転後の着地がちょっと乱れ気味。
でも、演技自体はとてもよいものだと思いました。
今回はリボンの綾取りもしっかり決まっていて、
リフトをしたまま移動する時も、モレーラのリボンが
綺麗に棚引いていて、拍手!
リボンの使い方も上手です。
アラステア・マリオットのシモーヌも
名演技ですね。
足をはさんだときの痛がり方や、
リーズのおしりをペンペンするときの、
所々笑いを取る演技はもちろん、
わざとこけるのがとっても上手。
(欽ちゃんを思い出した(^^;;)
リーズに煽られてのタップダンスも見事だし、
踊り終えた後の、「どう?私、上手でしょ?」と
台詞が聞こえてきそうな、満足そうな表情は、
近所のおばさんみたいですね(笑)
アランのポール・ケイ。
昨日出だし、赤い傘を広げたら、骨が一本折れてたのですが、
あれは、わざとじゃなかったのでしょうか?
今日の傘は綺麗に開いていましたね。
顔は優しい感じで、なんか憎めない感じがいいです。
昨日よりも、物語に溶け込んだアランだったと思います。
傘にまたがってピョンピョン飛んでいるときも、
リーズたちの前で踊りを披露しているときも、
ピエロを思い出すような動きに、ここでも微笑が絶えませんでした。
コールドで気になるのは、
やはり日本人の平野さん。彼は身長がかなり高いんですね。
今回の公演で初めて拝見しておりますが、
日本人の活躍が見れるのは嬉しいです。
女性の日本人も二人いた気がするのですが、
一人は高田さんとして、もう一人は誰でしょうか?
あと、黒人ダンサーが目立ちますね。
ジャンプも高いだけでなくて、スピードと回転数があって
しっかり5番で着地しているのが凄い。
こうやってみると、改めてロイヤルは、多国籍バレエ団ですね。
バレエってもともと白人の芸術だったけど、
ここまで黒人が踊っていて不思議じゃなくなったのは、
やっぱりアコスタとか、名ダンサーのおかげなんでしょうね。
バレエに人種って関係ないんだなぁと思えるのは、
ロイヤルバレエ団を見ててしみじみ感じます。
その分、ロイヤルが抱えている問題は、
海外から優秀なダンサーを受け入れているのはいいんだけど、
自国、イギリス人のダンサーがとても少ないってこと。
外国人からすれば、差別無く受け入れてくれるのは嬉しいこと。
だけど、自国のダンサーが、なかなか育たないのも問題。
本当に難しいですね。
ってなわけで、リーズの結婚は終了。
二回ともとても楽しい公演でした♪
見られて本当に幸せ。
ツイッターで「人を幸せにするバレエ」と呟いている人が
いましたが、全くそのとおりだと思います。
アシュトン版のリーズの結婚(ラ・フィユ・マル・ガルデ)は、
是非ともまた見たい作品でした。DVDほしいかも。
以下、キャスト。
英国ロイヤル・オペラハウスBlogより=================
英国ロイヤル・バレエ団「リーズの結婚」
シモーヌ(裕福な農家の未亡人):アラステア・マリオット
リーズ(その娘):ラウラ・モレーラ
コーラス(若い農夫、リーズの恋人):リカルド・セルヴェラ
トーマス(金持ちのぶどう園主):クリストファー・サウンダース
アラン(その息子):ポール・ケイ
おんどり:ジェームズ・ウィルキー
めんどり:エリザベス・ハロッド、べサニー・キーティング、
エマ=ジェーン・マグワイア、ロマニー・パジャク
リーズの友人:タラ=ブリギット・バフナニ、セリサ・デュアナ、
フランチェスカ・フィルピ、メリッサ・ハミルトン、クリステン・マクナリー、
ピエトラ・メロ=ピットマン、サマンサ・レイン、ララ・ターク
村の公証人:トーマス・ホワイトヘッド
公証人の書記:ジェームズ・ウィルキー
その他、村人達、穫り入れをする人たち、馬丁たち:英国ロイヤル・バレエ団
指揮:ダニエル・キャップス
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
◆上演時間◆
【第1幕】 15:00−16:10 休憩25分 【第2幕】 16:35−17:20
※すでにホームページでお報せしておりますが、
当初発表させていただきました「リーズの結婚」の本日のキャストが
下記のとおり変更になっております。何とぞ、ご了承ください。
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